### [ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) | 宮口 幸治](https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9D%9E%E8%A1%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%AE%E5%8F%A3-%E5%B9%B8%E6%B2%BB/dp/4106108208) #### 内容メモ * 非行をしてもその意味、深刻さなどを理解できない非行少年がいる * 明らかな知的障害ではないけれど状況によっては支援が必要 = **境界知能** * 境界知能は認知力が低く「反省以前」の状態、認知行動療法が効かない * 境界知能は知的障害には当てはまらない、そのため周囲に認識されにくい * さぼり、やる気がない、言うことを聞かない、と周囲に思われてしまう * 普段は健常者と同じだけど困ったことが起きたときに対処できない * 生きづらさを理解してもらえない、表現できない * 小2くらいから授業についていけないなどの変化を自覚しつつも周りに理解されず中学生くらいになり、ストレス爆発して非行に…というパターンも多数 * 精神科・心理士・教育、のすべてで見落とされる、もしくは情報共有されないケースが多く、支援も難しい状況 * 境界知能の性加害少年に「適切な相手と適切に行え」というのは難しい、適切の判断ができない #### 感想 * 境界知能という存在を知らなかった * 小学校時代に毎回宿題やってこなくて怒られて黙り込んでた子がいて不思議に思ってたけれど、あれは宿題も怒られている内容も十分に認識できていなかったのかも…と思うと見方が変わった… * やはり見える部分だけで人を判断してはだめだなと実感。相手のバックグラウンドはわからないもの、という自覚を強く持ちたい * 「『適切』を判断できない」は仕事にも当然影響出そうで、つまり程度の差はあれ人はみな『適切』の判断の仕方が違うと再認識した * 精神科・心理士・教育現場のすべての目線に立てないと見抜けない・対応できない問題ということから、スキルの掛け合わせの価値を実感した(趣旨とは関係ない)
ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) | 宮口 幸治
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