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AlphaGenome Docker 環境

このDockerイメージは、AlphaGenomeおよび一般的なデータサイエンス向けライブラリがインストールされた、最小限のPython環境を提供します。Google Colabに近い環境をローカルやオフラインで再現することを目的としています。

含まれるライブラリ

  • alphagenome
  • matplotlib
  • pandas

必要条件

イメージのビルド

Dockerイメージをビルドするには、以下を実行します:

docker build -t alphagenome-env .

これにより、alphagenome-env という名前のイメージが作成されます。

対話型Pythonセッションの実行

コンテナ内で対話型のPythonセッションを開始するには:

docker run -it --rm alphagenome-env

AlphaGenome APIキーの使用

APIキーを使って run.py を実行するには、環境変数として渡すことができます:

docker run -it --rm \
  -v $(pwd):/alphagenome \
  -e API_KEY=your_real_api_key_here \
  alphagenome-env python run.py seq.fa

もしくは、このディレクトリに以下の内容を含む .env ファイルを作成してください:

API_KEY=your_real_api_key_here

その後、次のコマンドでコンテナを実行します:

docker run -it --rm \
  -v $(pwd):/alphagenome \
  --env-file .env \
  alphagenome-env python run.py seq.fa

作業ディレクトリのカスタマイズ

デフォルトでは、コンテナ内の作業ディレクトリは /alphagenome に設定されています。

ローカルのプロジェクトディレクトリをこれにマウントするには:

docker run -it --rm -v $(pwd):/alphagenome alphagenome-env

AlphaGenomeで利用できる解析

出力種別 説明                               対象とするデータ・解釈
ATAC Tn5トランスポザーゼを用いてクロマチンの開いた領域を検出 オープンクロマチン領域、調節活性の指標
CAGE 5’キャップ化RNAを基に転写開始点(TSS)を特定 プロモーター活性、正確なTSSの位置
DNASE DNase I感受性部位(DHS)を検出 エンハンサーやプロモーターなどの制御領域
RNA_SEQ RNAシーケンスによる遺伝子発現量の定量 発現量の推定、スプライシングパターンの解析
CHIP_HISTONE ヒストン修飾(例:H3K27acなど)に対するChIP-seq解析 活性なエピジェネティックマーク、クロマチン状態の評価
CHIP_TF 転写因子に対するChIP-seq解析 TF結合部位の特定、調節ネットワークの構築
SPLICE_SITES スプライスドナー/アクセプター部位の注釈または予測 エクソン-イントロン境界、スプライスシグナル
SPLICE_SITE_USAGE 各スプライス部位の使用頻度などの定量的情報 スプライシングの動態、アイソフォームの切り替えの解析
SPLICE_JUNCTIONS RNA-seqリードから推定されるエクソン接合部 代替スプライシングの検出
CONTACT_MAPS Hi-CやMicro-Cなどによるクロマチン相互作用データ 3次元ゲノム構造、エンハンサー・プロモーターのループ解析
PROCAP 精密なrun-on法による転写開始点の高解像度検出 活性なTSSの検出、エンハンサーの転写活性評価

オプション:JupyterLabの使用

Pythonシェルの代わりにJupyterLabを起動するには、Dockerfile内のCMDを変更するか、以下のように上書きします:

docker run -it --rm -p 8888:8888 alphagenome-env jupyter lab --ip=0.0.0.0 --allow-root --no-browser

その後、ブラウザで http://localhost:8888 にアクセスしてください。

ライセンス

このプロジェクトはMITライセンスの下で提供されています。詳細は LICENSE ファイルをご覧ください。