同梱の config/tax-2026.json は 大阪市・令和8年(2026)年分 の設定である。他の自治体や別の年分で使うには、この設定ファイルを差し替える。計算コードは触らない。
住民税だけである。所得税・復興特別所得税は全国共通で、income_tax_brackets salary_deduction basic_deduction reconstruction_rate に地域差は無い。
resident_tax ブロックの3つを自分の自治体の値に直す。
| キー | 大阪市の値 | 何が違うか |
|---|---|---|
rate |
0.10 |
所得割の合計税率。ほぼ全ての自治体で 10%(市町村6%+道府県4%、政令指定都市は市8%+府県2%で合計は同じ)。名古屋市 9.7%・豊岡市 10.1% など例外が数えるほどある |
per_capita |
4300 |
均等割。標準は市町村3,000円+道府県1,000円=4,000円。道府県が条例で上乗せしている分がここに乗る(大阪府は森林環境税300円で1,300円)。上乗せの有無と額は都道府県ごとに違う |
forest_tax |
1000 |
森林環境税(国税)。全国一律1,000円で、住民税と併せて賦課徴収されるため納付額に含めている。省略すると0として扱う |
municipality は人が読むためだけの札で、計算には使わない。
「〈市区町村名〉 市民税 府民税 税額の計算」で自治体の公式ページを引く。均等割の内訳(市町村分・道府県分)と所得割の税率が表で載っている。都道府県の上乗せは市区町村のページ側に含めて書かれていることが多い。
config/tax-<年>.json を追加する。税率・控除額は毎年の税制改正で動くので、運用開始前と各年分の申告前に国税庁の一次情報で必ず裏を取る。
同梱の 2026 年分は次を反映している。
- 給与所得控除の最低保障額 65万円(給与収入190万円以下は定額)
- 基礎控除の所得帯別テーブル。令和7・8年分は特例の上乗せがあり、合計所得132万円以下で95万円、336万円超489万円以下で68万円、489万円超655万円以下で63万円と非単調になる。令和9年分以降はこの特例が無いので必ず引き直すこと
- 住民税の基礎控除は引き上げ対象外で43万円据え置き。所得税とは別テーブルにしてある
- 均等割・森林環境税は非課税限度額以下なら課されないが、この設定では所得の多寡によらず定額で乗せている。所得が極端に低い年の住民税は過大に出る
- 住民税の所得割は前年所得に対する課税だが、この計算は同年の所得から概算するもの。申告時の見込み額として使う