世の中には名刺管理アプリがたくさんありますが、「会社で導入はされているけど、使えるのは役職者だけ」——そんな状況、ありませんか? 紙の名刺はどんどん溜まっていく、でも公式のアプリには手が届かない。それでもデジタルで自分の名刺を整理したい。 そんな"はざま"の状況にいる自分用に、ちょっと実験的に作ってみたのがこのアプリです。
ちなみに自分でゴリゴリ書いたわけではなく、いわゆる Vibe Coding(AI と対話しながらノリで組み上げていくスタイル)で形にしたものです。なので作り込みの粗さや「これ本当に動くの?」みたいな部分はご容赦ください。「Power Apps × AI Builder でこんな感じで作れるんだ」というサンプル兼、自分用のデジタル名刺入れとして公開しています。
Power Apps + Dataverse + AI Builder で作った、スマホ向けの個人用名刺管理アプリです。
AI Builder の「名刺リーダー」コントロールで OCR をかけ、3 ステップの補正画面で内容を整えてから Dataverse(mb_card テーブル)に保存します。
本リポジトリはソリューションファイルを公開するためのものです。新規開発はここでは行いません。
![]() ホーム 収納済みの件数と最近の名刺 |
![]() 撮影 AI Builder 名刺リーダー |
![]() 補正 (STEP 1/3) OCR 結果を 3 ステップで確認 |
![]() 一覧 氏名・会社・タグで検索 |
![]() 詳細 電話 / メール / 地図 / Web を OS 連携 |
画像内のデータはすべて架空のものです。
- 撮影 → OCR → 保存: AI Builder プリビルド「名刺リーダー」で氏名・会社名・部署・役職・メール・電話・住所・Web などを自動抽出。
- 3 ステップの補正画面: OCR の結果をユーザーが確認・修正してから保存。氏名のみ必須。
- 裏面の任意撮影: 表面とは別に裏面画像も
AddMediaで取り込み可能。 - タグ/共有レベル: 複数選択タグと共有レベル(自分のみ / チーム / 全社)を付与して整理。
- 一覧・検索: 氏名 / フリガナ / 会社名で検索、タグでフィルタ。
- 詳細アクション: 電話発信・メール作成・地図検索・Web 表示は OS の標準ハンドラに引き渡し(
Launch())。 - 設定: デフォルト共有レベルの変更、登録件数の表示。
未実装の機能: 連続スキャン、商談タイムライン(
mb_meeting)、休眠アラートの Teams 通知、お礼メールの AI 下書き、重複検知、Dataverse 側でのアクセス制御。詳細はARCHITECTURE_CURRENT.mdの末尾参照。
- 個人 / 小規模チームで、もらった名刺をスマホで簡単にデジタル化したい人。
- Power Platform を学習中で、Canvas App + Dataverse + AI Builder の組み合わせサンプルが欲しい人。
- 共有レベルやタグなどの基本的な情報設計を、自分の業務向けにカスタマイズしたい人。
このアプリを動かすには、以下が必要です。
- Microsoft 365 / Power Platform のテナント(管理者または開発環境の作成権限を持つアカウント推奨)
- Power Apps プラン(プレミアム)
Dataverse および AI Builder を使うため、無償ライセンスでは動きません。
- Power Apps Premium(旧 Power Apps per user プラン)など
- Dataverse が有効な環境
Solution は
mb_cardテーブルを含むため、Dataverse データベース付きの環境が必要です。 - AI Builder クレジット 「名刺リーダー(BusinessCardReader)」プリビルドモデルを利用するため、AI Builder のクレジット消費が発生します。
- モバイル端末(Power Apps モバイルアプリ) Canvas App はスマートフォン縦向けレイアウトで設計されています。タブレット・PC でも開けますが、最適化はモバイル向けです。
ライセンスや AI Builder クレジットの詳細は Microsoft の最新の公式ドキュメントを参照してください。
- 環境を準備する
- Power Platform 管理センター で、Dataverse 付きの環境を 1 つ用意します(既存の開発環境でも可)。
- ソリューションをダウンロードする
- 本リポジトリの
MeishiBox_1_0_0_2.zipをローカルに保存します。
- 本リポジトリの
- Power Apps メーカーポータルでインポートする
- Power Apps を開き、左上の環境セレクタで上記の環境を選択します。
- 左メニュー ソリューション → ソリューションのインポート をクリックし、
MeishiBox_1_0_0_2.zipを選択して進めます。 - ウィザードに沿ってインポートを完了します(テーブル・Canvas App が同梱されています)。
- AI Builder の利用を確認する
- 環境に AI Builder クレジットが割り当てられていること、および「名刺リーダー」が利用可能なリージョンであることを確認します。
- Canvas App を開く / 共有する
- インポートしたソリューションを開き、Canvas App「名刺たんす」をプレイ、もしくは利用者に共有します。
- モバイル端末で起動する
- Power Apps モバイルアプリ(iOS / Android)でサインインし、アプリ一覧から「名刺たんす」を開きます。
詳しい一般的な手順は Microsoft 公式の「ソリューションのインポート」を参照してください。
実装の中身(テーブル定義・画面構成・OCR から保存までのシーケンス・カラートークンなど)は ARCHITECTURE_CURRENT.md にまとめています。
MIT License で公開しています。
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