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lunaearcus edited this page Mar 16, 2026 · 2 revisions

Cloud Run での openclaw 実行環境構築フレームワーク「openclaw-run」

openclaw を安全に、かつ簡単に運用するため openclaw-run を開発しました。本プロジェクトは Google Cloud Run 上での動作を想定し、複数の環境からのアクセスに対応しています。

Cloud Run での動作とリモートアクセス

openclaw-run は Cloud Run 上で動作します。ローカル環境からのアクセスには gcloud run services proxy を使用することで、リモート環境にいながらローカルマシンと同様の方法でアクセスできます。

その後、Cloud Run への Direct IAP がサポートされたため IAP に対応しました。

Vertex AI 認証の簡潔な実装

Vertex AI の認証セットアップはドキュメントに明記されていない部分がありますが、API キーにダミー値を設定するという知見をネット上で発見し、導入しました。

モバイル・マルチプラットフォーム対応

Pixel デバイスでのアクセス

Pixel 端末では Pixel Terminal を用いてポートフォワーディングが可能です。これにより PC と同じく gcloud run services proxy 経由でのアクセスが実現できます。

Telegram 連携の実装

Web UI のみでなく、Telegram からのアクセスにも対応させました。Telegram ボットを通じたコマンド実行やメッセージ処理が可能な設定を追加しています。

デバイスペアリングの課題解決

従来方式が適用できない理由

Cloud Run 環境では CLI が利用できないため、デバイスペアリングの通常の手法が使用できません。

Allowlist による事前承認方式の採用

この制約に対応するため、allowlist による事前承認方式を採用しました。 事前に許可するユーザーの ID を登録することで、セキュアなアクセス管理を実現しています。

Web UI アクセス復旧

Telegram 連携後、ローカル環境から Web UI へのアクセスが一時的に失われる事象が発生しました。 pending.json を参照して paired.json に正しいデバイス情報を登録・配置することで、安定したアクセスを回復させました。

費用最適化

Google AI Studio の活用

Google AI Studio で既存の Google Cloud プロジェクト上に API キーを作成して、こちらのプロバイダーを Primary にしました。 Vertex AI プロバイダーをファールバックに設定することにしました。