Releases: z80oolong/libandroid-pty
Release libandroid-pty.so v0.1.1
"libandroid-pty.so" -- 擬似端末の問題を回避する動的ライブラリ
概要
Debian noroot 環境等のような Android OS 上で chroot を用いて構築されている Linux 環境において、一部の擬似端末を利用したソフトウェアがデバイスファイル /dev/ptmx を経由せずに擬似端末にアクセスしている為に正常に動作しない問題が発生しています。
この問題は、 C 標準ライブラリの擬似端末関連の関数について、 bionic 由来のコードの関数に置き換えることにより、上記問題を回避することが可能です。
libandroid-pty.so は、 Android OS の C 標準ライブラリである bionic のうち、擬似端末に関係する以下の C++ 言語のソースコードを修正し、完全な C 言語のコードに記述し直したものです。
- https://raw.githubusercontent.com/android/platform_bionic/30a36273ab761fb07892f7816b4873b6c48a0cea/libc/bionic/pty.cpp
- https://raw.githubusercontent.com/android/platform_bionic/30a36273ab761fb07892f7816b4873b6c48a0cea/libc/private/ThreadLocalBuffer.h
今回リリースする安定版には、 libandroid-pty.so のソースコードのコンパイル済の動的ライブラリファイル libandroid-pty.so.{arm, x86-32, x86-64} を同梱しています。
使用法およびインストール方法等の詳細については、 libandroid-pty.{tar.gz,zip} に同梱の README.md を参照して下さい。
前回の安定版からの変更点
前回の安定版のマイナーアップデートです。
前回の安定版のソースコードを若干修正し、 LICENSE 及び COPYING.md 等の配布条件及び著作権に関するドキュメントを追加しています。
以下に libandroid-pty.so.{arm, x86-32, x86-64} (ARM 及び x86-32, x86-64 対応バイナリ) の SHA256 のハッシュ値を示します。
7580755b172fbdab942ecfdb2ea68352438cddda059a1a560616173f20435185 libandroid-pty.so.arm
8f431f9ba9dc3a86a595778efeba44faa1f40fa4d4ab5d59f350787969f539f1 libandroid-pty.so.x86-32
50c2beba45c8d9d820ed2bbd26873678d8c33122b0681e353d2e3572f7df0910 libandroid-pty.so.x86-64
配布条件
libandroid-pty.so のソースコードのアーカイブ libandroid.tar.{tar.gz,zip} は、 Android Open Source Project によって開発された Android OS の C 標準ライブラリである bionic の一部の関数を Z.OOL. (mailto:zool@zool.jpn.org) が完全な C 言語に記述し直すことにより作成されたものです。
libandroid-pty.so を構成するソースコード及びそれより生成された動的ライブラリファイル libandroid-pty.so.{arm,x86-32,x86-64} は、 Android Open Source Project 及び Z.OOL. (mailto:zool@zool.jpn.org) が著作権を有し、Android Open Source Project による bionic のライセンスと同一の配布条件である BSD 2-Clause License に従って配布されるものとします。
なお、 bionic の配布条件の詳細は pty.cpp 及び ThreaLocalBuffer.h の先頭のコメントの記述を、また libandroid-pty.so の配布条件の詳細については、ドキュメント LICENSE を御覧下さい。